泉北高速鉄道「光明池」より徒歩2分
0725-57-8817

【診療時間】
9:30~13:30/15:00~19:00
(木曜・日曜・祝日は休診日)

歯科 GENERAL DENTISTRY

虫歯治療

初めて診療を受ける方へ

美味しく食事するためには、健康な歯が欠かせません。そのためには、口腔内の環境を良い状態で保つ事が大事です。
大人のむし歯の場合、早期発見・早期治療が大事です。当院では、可能な限り健康な歯を保存し、なるべく抜かないような方針をとっています。
そのためにも、早めに治療においで下さい。

また歯医者さんでの治療も大事ですが、日常のお手入れと定期検診を受けて頂くことが、一番のむし歯予防になります。
予防歯科という概念と正しいお手入れ方法や知識を持って頂くことが大事だと考えております。

虫歯の進行段階

歯の構造
歯の構造
歯の基本的な構造は、外側からエナメル質、象牙質、歯髄(シズイ:歯の神経)、歯を支える部分は、歯肉、歯槽骨となっています。
虫歯の進行段階 症状
C0(ごく初期の虫歯)

C0(ごく初期の虫歯)

歯のエナメル質が虫歯菌の出す酸の影響で、脱灰し白濁した状態です。虫歯になりそうな段階のため、痛みや自覚症状もありません。

この段階であれば、適切な歯磨きを続けることで、歯の再石灰化作用によって、自然に歯の修復がされるもあります。

C1(エナメル質の虫歯)

C1(エナメル質の虫歯)

エナメル質の脱灰が進み、小さな穴が開いてしまった状態です。
C1の状態になると、穴が開いた部分が茶色か黒っぽく見えます。
まだ、自覚症状はありません。

虫歯になった部分をすべて取り除き、詰め物を詰めるだけの簡単な治療を行ないます。
必要に応じて麻酔を行ないます。

C2(象牙質まで進行した虫歯)

C2(象牙質まで進行した虫歯)

エナメル質の下にある象牙質まで進行してしまった状態です。
象牙質は、エナメル質に比べて柔らかく溶けやすいため、この段階までくると虫歯の進行が早くなります。
また、象牙質は、神経に通じる象牙細管を持つため、熱いもの冷たいものを食べたりしたときにしみる症状がでます。

象牙質まで進行した場合は、そのまま虫歯部分を削ると痛みがでますので、最初に麻酔を行い、虫歯部分をきれいに取り除きます。
その後は、詰め物を詰めていく処置を行ないます。

C3(歯髄まで進行した虫歯)

C3(歯髄まで進行した虫歯)

歯髄(シズイ)まで進行してしまった虫歯は、 何もしていないときでも歯がズキズキと痛む状態です。

治療としては、エナメル質、象牙質の虫歯部分を削り、歯髄をすべて取り除く根管治療を行ないます。
そして、根管治療後に、詰め物や被せ物の治療をします。

C4(歯質が失われた虫歯)

C4(歯質が失われた虫歯)

歯のかなりの部分が失われ、歯髄の根っこの部分まで虫歯が進行した状態です。C3→C4に進行するときに歯髄が完全に死んでしまうため、いったんは痛みを感じなくなります。
しかし、虫歯は進行しているため、歯髄の根っこに膿が溜まり、さらに激しい痛みを感じることになります。

この段階までくると、抜歯が必要なります。
抜いた場所には入れ歯やブリッジ、インプラントといった治療で歯の機能を補います。